境界おかわり大団円

mayor_y.gifども、町長です。
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【午後9時です】
作文を礒野さんにお渡しするための体裁が整いました。
このあと、礒野さんにお渡しして、皆さまの愛情にじっくりと浸っていただきたいと思っています。
明日の午後7時までに10段階に採点していただきます。
また、途中経過につきましては、引き続きこちらで発表させていただきます。
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【午後7時です】
受付を締め切らせていただきます。
ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。
応募総数は47通となりました。
只今より、礒野さんに作文をお渡しするための、お仕事に取りかからせていただきます。
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【午後5時です】
只今の、応募総数は28通です。
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【午前7時です】
只今の、応募総数は15通です。
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mayor_y.gifども、町長です。
さて、今日はいつもはお目にかけることのない舞台裏のお話を、少しだけしたいと思います。
きっと結果発表までのドキワク感をピリッとさせるスパイスになること請け合いです。

それは、応募方法についての苦労話なのです。
境界おかわり後半、なかなか決まらなかった応募方法ですが、
皆さまにおかれましては、さぞかし「なんて優柔不断」とか、「もったいぶってー」とか、「やきもきするー」とか、思われたことでしょう。
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 まず、定番の作品であれば、これまでの価格を踏襲すればよいことなので、お話はしごく簡単です。
金額を提示させていただいて、希望が多ければ抽選させていただければよいのですから、

しかし、特別なものとなるとそう簡単にはいきません。
まず、金額が決まりません。
その理由は、作家の立場から考えるともっともなことで、単純に大きいだけで...などとナマッチョロイ事では無いからです。

全体の雰囲気、見え方の構図、作品の内包物、汲み上げ方法、などなど、全てとは言いませんが、そのほとんどが一から再考しなくてはいけないのです。

その為には特別な一点もしくは数点の為だけに、実験や検証、また考え悩む時間が必要になるのです。
その上、創作のリスクは数段跳ね上がります。

結果として特別を一つ創る手間やリスクは、すでに確立された作品の数十倍の手間や時間がかかるのです。

そのような訳で、特別なものとは、作家にとって最も値段の付けにくい作品といえます。

そのような理由から、従来創られている作品以外は皆さまにお値段を付けていただくことになりました。

単純に、グラス2Hで競りにより決めさせていただくのが、一番解りやすい方法と思うのですが...

礒野さんからは、「価格は低くても文句は言わんよ、お任せするよ」などと言われたのですが...、しかし「単に、作品を売るということでなく、夢やワクワク、ドキドキなどもあわせて提供したい」という、礒野さんの不可解で難しい考え方のもと、何日も何日も、無い知恵をしぼって考えました。

一生分の勤勉さは境界展覧会で使い果たしたと思っていたのですが、しぼれば、まだまだ出てくるものです。

そうして、出した結論が、今回採用させていただいた、方法です。

購入希望価格を提示していただき、希望する作品の感想文を書いていただく。

参加される方の視点から見れば、金額以外の要素が加わることにより、幅広く参加でき、購入の可能性も大幅に広がります。

購入金額と、感想文の、選考比率は50パーセントずつです。

感想文が苦手で苦手で書けないけど臨時収入があるから、大枚叩くよという方、大歓迎です。

また、今月は金欠で、なけなしだけれど、作品への思いを書かせれば誰にも負けない、なんていう方、大歓迎です。
なんと、この二人の購入の可能性は同等なのです。

とりあえず、私も参加してみよう。
礒野作品をとおして、ワクワクとやらを楽しんでみよう。

皆さまに、そう思っていただければ嬉しいです。

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礒野さんのおかわり作品「ヘビイチゴの蛙」の応募は本日午後7時までです。
皆様のご参加をお待ちいたしております。
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ご参加について、詳しくはこちらをご覧ください。


作品一覧の、「作品紹介記事」に、礒野さん自身のコメントの追記があります

境界おかわりもいよいよフィナーレです。
自然と文明の境目のワクワクドキドキを、どうぞ最後までお楽しみ下さい。
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2017/04/26 21:03 Update
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