化硝研究所
2019年03月09日(土)
化硝研のアンモです。
化硝研究所では、化石となったかつての生物を、痕跡の無い軟体部や欠損部を知識と知恵と想像力で再現する活動をしています。
続いて見ていただきましょう。
化石に残されていた微細な擦り傷の痕跡を分析した結果、この軟体動物は以下のような手順で二枚貝類を捕食していたことが推測された。
1.長い触手で二枚貝の水管から出る呼吸水を感知して獲物を発見。
2.二枚貝の開口部に矢尻(くさび形の貝殻部分)を素早く差し込む。
3.差し込んだ片側の矢尻をひねって貝をこじ開け、もう一方の矢尻をさらに奥まで差し込んでまたひねる。
4.これを左右の矢尻で交互に繰り返して徐々に貝を開き、その内部に侵入する。
5.鋭利な矢尻の先端部で二枚貝の貝柱を切断し、その軟体部を丸呑みにする。
左側は肌色のゴニアタイト、右側は草色のセラタイト、で大きさは2cm前後のかわいいサイズです。
アンモくん30匹の抽選販売は3月11日(月)受付締切午後7時です。
2019/03/09 23:04 Update