化硝研のアンモです。
化硝研究所では、化石となったかつての生物を、痕跡の無い軟体部や欠損部を知識と知恵と想像力で再現する活動をしています。
K氏のレポートの内容をご覧いただきましょう。
和名 ヒヨクノカタヨク 比翼の片翼
・以前は、左右一対の体の一部分と考えられていたが、実は別個体。雄と雌で殻の形が違う。
・砂地の海底に生息するベントス(底生生物)。現生のケヤリムシやカンザシゴカイに近いなかま。
・殻を使って砂に潜り、殻で体を砂地に固定すると共に、体の柔らかい部分を殻で守る。そして、穴の部分から鰓冠に発達した多数の触手を出して水中のプランクトンを補食する。
(水中での生体の様子)
なんか、面白そうな生物ですね~