タマン・パイン・ケイブ
2018年07月25日(水)
狭い穴を抜けると、そこには大きな空間が広がっていました。
懐中電灯の光も奥までは届きません。
一体どのくらいの広さがあるのでしょう。
それもさておき、ここの美しさは何とも形容しがたい光景です。
見渡す限り、つらら石が天井からたれ下がり、地面からは石筍がニョキニョキと伸びています。
つらら石からは、ゆっくりと一定間隔で水が滴り落ちるのですが、つららの先にたまる球体の水滴に光がキラキラと反射するのです。
自然の法則で、水が創り出した造形は、この上なく美しいのです。
さて、この美しい光景をまぶたに焼き付けて、そろそろ撤収です。
当初の目的である、タマン・パイン・ケイブ洞窟の最初の調査としては、その奥に大きなホールが存在することが確認されただけでも十分な成果なのです。
いよいよ次回は、タマン・パイン・ケイブの魅力をご紹介してまいります。
2018/07/25 23:02 Update