タマン・パイン・ケイブ
2018年07月22日(日)
最後に周囲を一巡して、名残惜しそうに洞口から垂れ下がるロープを掴みました。
撤収です。
2度体重をかける動作をして、ロープの手応えを確認します。
ハーネスを付けて、おヘソのあたりに取り付けたチェストアッセンダーにロープを取り付けます。
アッセンダーにあぶみを付けて、こちらもロープに取り付けます。
2種類の異なるアッセンダー(昇降器)を使いながらロープをシャクトリムシのような動作を上下方向にうんこらしょ、どっこいしょ、と登っていくのです。
袋小路で、穴のその先を見ることができなかった残念無念な感情は、安全に地上に出るまでは考えないようにしまいこみ、ひたすら、うんこらしょ、どっこいしょと登ります。
さて、登りはじめて間もない頃、7〜8メートルくらいも上がったでしょうか...
たて穴の中腹に岩の裂け目があります。
見つけました。
もう一つの横穴です。
ちょうど横穴の上に、ひさしのように岩がかぶさり、降りる時に気が付かなかったのです。
入り口は先ほどの穴より少し大きめですが、寝そべって入らなくてはいけないことには変わりありません。
時間は、午後2時、日暮れまでにはまだ余裕があります。
2018/07/22 22:50 Update