瞑想の楽しみ方
2018年02月02日(金)
礒野さんの「からっぽ玉」の進捗ぐあいを、それとな〜く偵察してみようとやってきたのですが...
ここは山の中、楽しそうな事が次から次に起こります。
さて、礒野さんの工房を拝見した後は、いよいよ今回出品していただく「からっぽ玉」を見せていただきましょう。
では、藁灰からからっぽ玉を引き上げましょう。
礒野さんが、そう言いながら藁灰にささった、玉巻の棒に手を伸ばしかけたその時でした。
お家の表で「いそちゃ〜ん、いそちゃ〜ん」と呼ぶ声が聞こえてきました。
礒野さんは「ちょっと待ってね」と言いながら、訪ねてきた農作業風の作業服を着たおじさんとお話を始めました。
藁灰を見つめて、待つ事12分...
もう少し見つめると、透視できそうな気分になりかけた時です。
礒野さんが、少し興奮気味に戻ってきました。
町長さん、イノシシだよ、イノシシ!
はい、そのとおり、私の干支はイノシシですが、それが何か?
気がつくと、礒野さんは作業服に着替え、包丁を手にしているのです。
いったい何が始まるのでしょう。
礒野さんのお話では、近所のみかん畑のお百姓さんが、農作物を荒らすイノシシを捕まえたということなのですが。
捕まったイノシシは、害獣駆除ということで殺処分され焼却されてしまうのです。
ただただ、処分なんて、それは、あまりにも悲し過ぎる。
自然が育んだイノシシのお肉は、自然の中で循環させようということで、締めた後、イノシシを解体をして近隣の人達と、山で暮らしている、タヌキやイタチ、テン、アナグマなどと、自然の恵みとしていただくのだそうです。
...で?
包丁を持ってると言うことは...もしかして...
イノシシを解体するのは、礒野さん!?
2018/02/02 22:47 Update