化硝研のアンモです。
化硝研究所では、化石となったかつての生物を、痕跡の無い軟体部や欠損部を知識と知恵と想像力で再現する活動をしています。
研究所も、本格的な活動に向けた準備が整いつつあります。
活動に先立っての準備は大変です。
化石の発掘現場からは、特に訳のわからない化石が、ここに持ち込まれてきます。
おおよそは、年代不特定、分類復元不可能と思われるものが多く、整理のしようがありません。
また、これら未知の化石の調査にさいして、必要と思しき文献や膨大な過去の調査研究データの整理が昼夜を問わず行われているのです。
データは、「カンブリア紀の大爆発」により生物が一斉に生まれた約5億5000万年前から新生代前半までのもので、日々変化、分岐する説に対応できるよう文節項目に紐付けが施こされ、視野の広がりのある運用が可能となっているのです。
アレ、コレってナニ?
文献を整理していたアンモくんの手が止まりました。