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化硝研究所
2022年08月10日(水)
ここは、化硝研究所、
ギャプス紀の地層から出土した未確認化石、UF(アナイデンティファインドフォッシル)の復元に取り組んでいます
フィブラスピス パラシトゥス)は、ギャプス紀の海に生息していた小型の無顎類(顎を持たない脊椎動物)。
無顎類の中でもオルドビス紀からデボン紀に繁栄した鎧のような骨質の頭甲を持ついわゆる甲冑魚の形態と、現在まで生き残っている唯一の無顎類である円口類(ヤツメウナギやヌタウナギ)の口器とよく似た特徴を併せ持っている生物のようです。
ヘルメットのような硬く重い頭甲、平らな頭甲部腹側にある巨大な吸盤状の口、小さなヒレで遊泳能力に乏しい退化的な胴体が大きな特徴。
これらの特徴から、本種は大型魚類などの生物の表皮に吸い付いて皮膚や体液を摂食していた「外部寄生性脊椎動物」と推測されます。
2022/08/10 22:39 Update