化硝研究所
2018年11月26日(月)
化硝研究所...
世界中から出土される化石(フォッシル)
大昔の生き物の生態系を知る上で大変重要なものです。
しかし、出土されるものは、石灰質の殻や骨など石化する物に限られています。
場合によっては、足跡や這った跡しかなかったりします。
化石となった生き物の完全体を知るには、現在残っていない軟体部や、欠損部の復元が必要不可欠なのです。
それを再現できる知識と知恵と想像力を持ち合わせる人がいたとすれば、その完全体が、皆さんの目に前に飛び出してくるのです。
東京上野の科学博物館には、カナダコロンビア州バージェス頁岸動物群から出土した5億3千万年前カンブリア中期の生き物の化石をみることができます。
そうして、化石の横には、生きていた頃の想像図が添えられています。
化硝研究所では、このような平面的な想像図にとどまらず、立体的に表現することで、より夢の膨らむ再現をしていくことを目指しています。
2018/11/27 21:45 Update