冬虫夏草秋地春硝
2017年08月02日(水)
礒野さんの(ものはらのおたから)の利用方法は、新たな創作となりました。
どうやら、関由美さんと礒野昭子さんの偶発的で間接的なコラボレーションは現実のものになりそうです。
関 由美さんの一輪挿しを眺めていて...
それに挿すための冬虫夏草を、硝子で創ってみました。
実は私にとっても、セミタケはとっても特別な存在なのです。
それというのも、自分で見つけた最初の冬虫夏草がセミタケでした。
地面からニョッとはえた胞子嚢を見つけたときの喜び...
そうして、宿主を見つけるための緊張の掘削...全体が手の中に納まった時の感動...
なんとも云い難い体験なのです。
それでは、礒野さんのセミタケを一輪挿しの中から引き抜いてみましょう。
そ~と、そ~と、切れないように~
ものはらののおたから、の一輪挿しが、この世に二つと無い冬虫夏草の一輪挿しになるかもしれません。
いや〜楽しいですね、ワクワクいたします。
冬に虫だったモノが、夏に草となります。
秋に土や石だったモノが、春に硝子の造形物になるそんな、お話です。
2017/08/02 22:41 Update