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瞑想の楽しみかた

mayor_y.gifども、町長です。

企画の題材「瞑想の楽しみかた」につきまして、さらりと、ご説明させて頂きましたが...

言い出した私自身、考えれば考えるほど「無理でしょう」と思うくらい、難しく無謀で無理難題な事のように思えます。

まさに、リクエスト インポッシブルというべきかもしれません。

実のところ、この不可能な依頼を、本当にするべきか大変悩みました。
たとえ真に創作する事の出来得る作家であっても「それは無理だよ」と、一笑にふされるだろうと思っておりました。

ただただ、このような過程での創造物を見る事が出来たなら、なんとも楽しい事だろうという思いだけが頭の中を駆け巡っていました。
...

私にとって至福の時があります。
1日の仕事を終え、就寝前のくつろぎの時間に彼らの作品を眺めながら一杯やりながら、いろいろな事を考えるのです。
もちろん、考えの中には、瞑想の事や、からっぽ玉の事、etc
これが、一杯が二杯になり、三杯目くらいになると...
そもそも、こんな作品を人間が生み出すことそのものが、不可能に近いだろう。
などと開き直るのです。

そうして、この人達なら、もしかしたら出来るかもしれないと思うのです。
この人達って?
もちろん、私が眺めている作品を創作した三人の作家さんです。

そうして、その不可能な依頼を、三人の創作家にしてまいりました。
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2017/12/26 23:22 Update

瞑想の楽しみかた

mayor_y.gifども、町長です。

昨日は、「瞑想」とはなんぞや、と言う事で講釈を垂れさせて頂きましたが、クリスマスケーキのクリームで、お口が良く滑りますので、こ難しいお話をもう少しさせてください。

では、題材の「瞑想の楽しみかた」とは、いったい誰がどの様に楽しむの?
という、素朴な疑問に行き着くのです、ハイ。

物創りの為の新たな発想の連続、そうしてこの発想と発想の間に出来る隙間には、集中力を緩めたり、心を静めたり、作家にとってリセットやリフレッシュの為の大切な時間なのです。

作家にとっての楽しみ方は、千差万別です。
ヤンバルの山奥に行く事もあるでしょう。
最高の映像体験を求めて、IMAXでロードショウを見に行く事もあるでしょう。
思い立った様に、異文化へ旅立つ事もあるでしょう。
そうして、創作者のサガとでもいいましょうか、本来の創作とはまた違った方向性で、心の底でフツフツと湧き上がる物を形にしたくてたまらなくなることもしばしばなのです。

さて、ここからは、観客としての楽しみかたです。

...どうですか、見てみたいと思いませんか?
本当に、自らの発想で創作することの出来る、稀有な存在の発想の隙間を。
きっと、発想よりも、もっと深い本能により近い物が滲み出ているかもしれません。

ただ、なにぶん初めての試みです。
創ろうと思って創るモノでは無いので、途中で企画倒れになったり、公開禁止になったりするやもしれません。
その節は、どうかご容赦くださいませ。

tyoutyou_s1.gif メリークリスマス

2017/12/25 23:28 Update

瞑想の楽しみかた

mayor_y.gifども、町長です。

第一回「瞑想の楽しみかた」を始めさせていただきといと思います。

この企画は、これまでと一味も二味も三味くらい違ったCO展になるでしょう。

まず、ここで言うところの「瞑想」についてです。

みなさん、まず作家について考えてみてください。

私は、仕事柄展覧会や工房などによく出向くのですが、
そこで出会った方に「あなたは、作家ですか?」と伺うと、とほとんどの場合「作家です」というお返事がかえってきます。
では、「作家とは何でしょう?」と、一歩話しを進めるとどうでしょう。

「とにかく何でも作ったら作家だよ」
「上手に作れたら作家だよ」
「売れるものを作ったら作家だよ」
「自分の発想ができるようになったら作家だよ」
「見るものの心を動かしたら作家だよ」
作家の定義は、人により千差万別なのに驚きます。

物作りで一番大変で一番時間がかかる一番大切なことは、その起源である「新たな発想」なのです。

たいていの場合、面白いものを生み出す人は、永続的に新たな発想をしている人です。

ただ、人間である以上、ずっと走りっぱなしという訳にはいかないでしょう。
発想と発想の間には、気持ちの切替をする為に、集中力を緩めたり、心を静めたりと、お休みする隙間が必要となります。
これが、俗世間で言う無心になるとかいう状態ではないかと思うのです。

これが今回の企画でいう「瞑想」です。

2017/12/24 23:05 Update

瞑想の楽しみかた

mayor_y.gifども、町長です。
関由美さんのカメレオンくんは白い世界から旅に出かけたようです。
今日は「ぼくのいろ」はお休みして、次回開催企画の趣旨をご説明いたします。

題材は「瞑想の楽しみかた」です。
リフレッシュで頭を空っぽにするところから「からっぽ玉」という形で紹介したいと思っています。

これは、今年の夏に、境界展覧会にご参加いただきました、内田さん、礒野さん、増永さん、それぞれとお話をさせて頂いていた時の事です。

uchida80.gif内田さんからは、「ひと時の清涼剤」と称される非常に面白い作品の紹介がありました。
これは、神経をすり減らし肉体を酷使する大物の作品創の合間に創られた、肩の力を抜いて創られた作品だったのです。
あばれ玉とは、また一味違った面白い作品が生みだされていました。

isonon80.gif礒野さんは「作品を創るにあたりその世界に没頭して創る普段の作品とは一線を画す、背景に物語が無いものや、世界観からはみ出た物など、思いのままに単純に自分が創りたいものを創ってみたい」とのお話をうかがいました。

gen80.gif増永さんからは「通常の作品創りのような完成度とこだわりの塊のような作品でなく、もう少し気軽に楽しんでいただけるような作品を創りたいのだけれど...でも、発表するのに適当な場所が無い」

tyoutyou2_s.gifそのような、面白く楽しいお話は、私共におまかせ下さい。
ワクワク感満載で、皆様にお届けさせたいただきます。

からっぽ玉は「境界展覧会」で腕をふるっていただいた作家さんが、在るべきテーマに向かうのでなく、息抜きの対象として創る、超番外作品展です。

さてさて、境界の息抜きって興味津々でしょ、どうぞご期待ください。

2017/11/03 22:58 Update
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