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タマン・パイン・ケイブ
2018年07月02日(月)
ども、町長です。
四国、高知県に行ってまいりました。
今回の目的は、もちろん、友松さんの新作タマン・パイン・ケイブのお話をうかがうことです。
ことさら、強調するわけではありませんが、カツオのタタキや、ウツボのタタキが食べたかったというわけではありません。
ダバダのバームクーヘンが食べたかったいというわけでもありません。
さて、今回は珍しく電車の旅となりました。
グラスタウンから、瀬戸内の海岸線をトコトコと岡山まで走ります。
岡山からは、4両編成の特急です。
電車の中は、少し古い型の新幹線と見紛うような造りで、なかなか快適なのです。
瀬戸大橋を渡り、香川県に入った所で車両を前後ろの二つに分け、そこからは2両編成で高知県を目指すのです。
大歩危小歩危の絶景を眺めながら、友松さんが創る洞窟を題材にした作品に思いを巡らせます。
タマン・パイン・ケイブ
2018年07月01日(日)
月が変わって7月になりました。
CO展では、友松さんの新企画の始まりです。
実のところ、大変緊張しています。
それというのも、「洞窟」という彼が長年心の中であたためてきた、思い入れ密度の濃いテーマだからなのです。
友松さんは、大学時代に高知大学の探検部に籍をおき、あちこちのいろいろな場所の洞窟に入っています。
遠くは、ボルネオの秘境で前人未踏の洞窟を探す試みなどにも参加しているのです。
余談ですが、彼の代表作の「バビフタン」は、この時に現地の人と生活を共にした体験からインスピレーションを受けています。
世の中には、自分たちが経験したことのない世界が、まだまだ広がっています。
今は、情報化で世の中が大変便利になり、テレビやインターネットで、その場所に行かずとも写真や動画を通じて気軽に見る事が出来るようになりました。
しかし、作品を創作するにあたり、実際に経験した人が創った作品と、ディスプレイ越の疑似体験情報から作られたものでは、見る者が受けるインパクトは全く違ってくるのです。
その様な実体験をもとに創作される友松作品には、どの様な世界観が詰まっているのでしょう、嫌が応にもワクワク度は跳ね上がるというものです。
タマン・パイン・ケイブ
それでは、そろそろ始めさせていただきたいと思います。