無花果
2020年10月19日(月)
これは、オーストラリアのケアンズの西側、アサートン・テーブルランドにある イチジクの木です
この大きなイチジクの木は、締め殺しイチジクと言われています
さて、なにゆえ、締め殺し〜、と思われますが
それは、このイチジクが成長する経過を見ていただければ、おわかりいただけるでしょう
看板にはその経過が図解付きで書かれています
大まかには、鳥さんがイチジクの実を食べて、親木の上でウンコをします
このウンコと一緒にタネが出てきて、親木の上で芽吹きます
イチジクは木の上から根を伸ばしていき、やがて根は地面に到達
根は、どんどん太くなり幹のようになっていきます
親木は、イチジクに絡まれ締められていき、やがて朽ちていきます
朽ちた親木は無くなって、イチジクの木の中に空洞ができます
なんとも、自然の力強さを感じますね〜
日本では、アコウやガジュマルが、アカギやビロウヤシなどを親木として、絞め技をかけたりしているのを見ることができます
(本日2記事目)
2020/10/19 21:27 Update