グラス2H今月のみどころ
2017年11月19日(日)
11月のグラス2Hは、5名の作家と1名のコレクターによる8作品のエントリーがありました、今回も見所満載の2Hです。
11月22日(水)午前零時より入札開始です。
入札終了、落札決定 11月22日(水)午後8時50分~順じ決定
午後 8時50分【シャーマン】内田敏樹
午後 9時00分【カメレオン】(1)関由美
午後 9時00分【カメレオン】(2)関由美
午後 9時15分【たまご・あばれ玉】友松貴史
午後 9時30分【魚モザイク・あばれ玉】内田敏樹
午後 9時45分【ちびくまの森】礒野昭子
午後 10時00分【桜の花まで飛べました】礒野昭子
午後 10時20分【春雨の音】増永元
さて、今回の見どころは...
増永さんの出品作品は「春雨の音」新作です。
作品の題材として選ばれたのは「アオミオカタニシ」です。
綺麗な緑色の体色がひときわ目に付くオカタニシです。
この綺麗な色は殻には残りません。
ヤンバルの森の中で生きている時にしか見ることができない色なのです。
生きたままをガラスに絡めとる増永マジックならではの作品です。
アオミオカタニシについて詳しくは、増永さんの公式サイトにて。http://masunagagen.work/
礒野さんの出品作品は「桜の花まで飛べました」です。
先月に続き二ヶ月にまたがっての出品予告が、礒野さんの公式サイト内の「けろけろ」に出ています。http://iso.cx
今月のステガちゃんは、おちびのステガちゃん。
大きくも小さくも、けなげに桜の花まではばたくその魅力は胸キュンものです。
そうして、もう一作品「ちびくまの森」、これはコレクターさんから生前整理ということで、作品の価値が解り可愛がっていただける方の手に、というご依頼で私(町長)が、お預かりした作品です。
同作品の中でも、かなりいい成りと判断しています。
普段なかなかご縁が回ってこない礒野作品ゲットのチャンスです。
内田さんの出品作品は今月2点です。
内一点目は「魚モザイク」のあばれ玉なのですが...
魚モザイクとしての成りは、同作品の中でもかなりのものです。
それが、何故あばれなのでしょうか。
2H出品のページに記載がありました、お魚の肋骨が一部分逆さになっているということで、あばれの扱いになったようです。
この世に唯一...たぶん...なんとも魅力的な作品ではありませんか。
友松さんは、先月に続き「たまご」のあばれ玉の出品です。
カメの子を立体的に表現するための躍動感などを確かめる為に創られた、完成段階に近いあばれ玉です。
普段は、販売される事もなく作者の手元でお蔵入りになるのですが、「たまご」新作発表を見届けてくださったCO展の皆様に感謝を込めての、サンキュー出品です。
出来るだけ多くの皆様に楽しんでいただこうと3,900円スタート100円刻みとなっています。
関由美さんの出品作品は「カメレオン」が二匹です。
現在、CO展で紹介中の新作「ぼくのいろ」は、カメレオンが作因となっているのですが...
実はこの新作「ぼくのいろ」は大きさが手のひら位のオブジェなのです。
ゆえに、新作発表にあわせ、小さめの虹色のカメレオンを創っていただきました。
...小さめといっても、比較の対象が手のひらサイズということで、今回のカメレオンもソコソコの大きさですね。
二匹の違いは、後ろ足の有無でしょう。
こちらはペンダントとして使えるように前足で紐がとおせる輪を持っています。
実用とデザイン性から後ろ足隠しバージョンがでてきたようです。
そうして、内田さんの出品作品の二つ目は、新作「シャーマン」がグラス2Hに登場いたしました。
シャーマンは祈祷師のことです。
「死後もあの世でとんぼ玉を創りたい」などと、内田さんならではの死後の世界の存在を暗示させるような作品です。
見てはいけない、触れてはいけない、それでも見てみたい、触ってみたい、そんな作品です。
内田敏樹 http://uchidama.jp
「シャーマン」
※この作品は、22日の日が変わると早い者勝ちの即決有りとなっています。ご注意下さい。