冬虫夏草秋地春硝
2017年07月13日(木)
ども、町長です。
ケロ友さんから、うれしいメールをいただきました。
被写体の造形やアングルのセンスの良さだけでなく、自然の中から生まれた美しさが上手に表現された一枚です。
「初めまして、ボク、ガラスのカエルです。よろしく」
「初めまして、ボク、土のカエルです。よろしく」
………………………
「ガラスは、土の中にも、石の中にも、砂の中にも、草の中にも…」
~Co展より~
そして、炎の力を借りて、石や土から、形あるものを造り出す。
二人のカエルさんは、似た者同士ですね。
カエルさんが座っている蓮の葉のお皿は、松江の袖師窯の作品。
その昔、ラフカディオ・ハーンが、製作を依頼したデザインだとか…。
子供たちがケガをしないようにと、使用済みのペン先を入れていたとかなんとか…。
礒野さんの(ものはらのおたから)の利用方法は、新たな創作となりました。
どうやら、関由美さんと礒野昭子さんの偶発的で間接的なコラボレーションは現実のものになりそうです。
関 由美さんの一輪挿しを眺めていて...
それに挿すための冬虫夏草を、硝子で創ってみました。
初の試みだけに、強度は気になるところです。
歪み、割れについては、温度変化を与えて時間経過で観察するのですが、強度については一定の力を与えて壊れないか見て行きます。
一定の力をかけるのですか?
平たく言うと、30センチ位離れたところから落とすのです。
こう、スナップを利かせて、いろんな方向から地面にぶつかるように...
ひやー、見てられない~
ものはらののおたから、の一輪挿しが、この世に二つと無い冬虫夏草の一輪挿しになるかもしれません。
いや〜楽しいですね、ワクワクいたします。
冬に虫だったモノが、夏に草となります。
秋に土や石だったモノが、春に硝子の造形物になるそんな、お話です。