自然と文明の境目で
2017年04月08日(土)
ども、町長です。
境界おかわりでは、境界展覧会に出品された50作品を対象に皆さまからリクエストを頂き、その結果を受け新たに作品を創っていただいたきました。
(礒野さん5作品・内田さん9作品・増永さん5作品)
引き続き、内田さんの作品をご覧ください。
内田敏樹 【祭壇】(U55)
U55
「境界」初出の作です。
森の奥にある祭壇を想像して作りました。祭祀を執り行う者も無く、そこにあることさえやがて忘れられていく様をとんぼ玉に表しました。
祭壇は、大きく分けて、先日ご紹介させていただいた植物に覆われているものと、今回の岩の裂け目に祀られているものが有ります。
石垣の裂け目のなかに祀られているもの
U55の特徴は・・・
9点の中でもっともふっくらと、丸みを帯びたフォルムをもっています。
そのため丸みのある作品ならではの魅力があります。
渋い岩肌にポツリポツリと入った光る小片部分の拡大
大きさ・・・縦29mm 横25mm 穴径4mm
この後の予定です。
4月15日(土)に内田さんのおかわり作品9点の抽選販売を行います。
その後、4月19日(水)に増永さんのおかわり、4月26日(水)に礒野さんのおかわりと続きますが、販売方法がまだ決まっておりません。
決まりしだいCO展にてご報告致します。
「めいららあ、境界おかわりです」
*めいららあは八丈島の方言で、「ごめんください」の意味です。
町長が、最後の境界おかわり作品の生をご覧いただきたく、作品をトランクに詰め込んで、東京・神奈川・京都・和歌山・高知〜へと、八丈島の境界展覧会でお世話頂いたバンダーズが活躍する地に出没させていただきました。
お越しくださった皆さま、有難うございました。
「境界」図録 好評販売中です。お宝発掘マーケット「アイテム」にて販売しています。