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無花果
2020年10月24日(土)
さて、ひとことで「イチジク」と申しましても、ごく短に食卓にのぼるものもあれば...
さかのぼる事、紀元前!
イチジクと人間のお付き合いは、アダムとイブの頃からなどという深〜い関係であったり...
また、その生態も、特徴的で魅惑に満ちあふれたものだったりいたします
インド、カルカッタ植物園にあるベンガルボダイジュ、
オーストラリア、アサートンのカーテンイチジク、など、
その力強さには、圧倒されるだけでなく、大自然への畏敬の念を禁じえません
ここで、もう1つ、とっておきのイチジクを見ていただきましょう
これは、カンボジア、アンコールワットの近くにあるタプローム遺跡のガジュマルです
アコウやガジュマルが、絞め技をかけるのは、アカギやヤシなど自然界の木々だけでなく、人工物もこのとおり!
無花果
2020年10月19日(月)
これは、オーストラリアのケアンズの西側、アサートン・テーブルランドにある イチジクの木です
この大きなイチジクの木は、締め殺しイチジクと言われています
さて、なにゆえ、締め殺し〜、と思われますが
それは、このイチジクが成長する経過を見ていただければ、おわかりいただけるでしょう
看板にはその経過が図解付きで書かれています
大まかには、鳥さんがイチジクの実を食べて、親木の上でウンコをします
このウンコと一緒にタネが出てきて、親木の上で芽吹きます
イチジクは木の上から根を伸ばしていき、やがて根は地面に到達
根は、どんどん太くなり幹のようになっていきます
親木は、イチジクに絡まれ締められていき、やがて朽ちていきます
朽ちた親木は無くなって、イチジクの木の中に空洞ができます
なんとも、自然の力強さを感じますね〜
日本では、アコウやガジュマルが、アカギやビロウヤシなどを親木として、絞め技をかけたりしているのを見ることができます
(本日2記事目)
無花果
2020年10月18日(日)
おいしいおいしいイチジクですが、一言でイチジクと言いましても、いろんなイチジクがあるのです
イチジクの仲間の共通の特徴は、花が咲かないにもかかわらずに、いきなりポコリンと果実がなったように見えるところです
熱帯に広く分布し、南の暖かいところほどほどたくさんのイチジク族が元気に繁殖しています
代表的なものは【イチジク】や【イヌビワ】、そうして、気根が木の枝から空中に垂れ下がる、特徴的な【ガジュマル】や【アコウ】があります
気根は、のびて地面につくと、太く丈夫な幹になっていきます
ガジュマルなどは、この気根が木の表面や幹とひっついていき奇妙な模様の幹になっていきます
こうして、たくさんの幹を持った巨木になっていくのです
カルカッタ植物園にあるベンガルボダイジュなどは、横幅が0.3キロにもある世界最大級の樹木なのです
無花果
2020年10月17日(土)
さーて、一週間ぶりの友松さんの、無花果です
前回は、イチジクと人間の出会いについて、アダムとイブの時代にまでさかのぼってお話しをさせていただきました
何を隠そう、町長は、イチジクが大好きです
今日も、美味しくいただきました
皮の端まで熟れて...これがまたなんのって、ねっとりと甘いのです
イチジクは、不思議な植物です
みなさま、イチジクの花は、ご存知ですか?
あっ、これはコスモスね...
イチジクの実は知っているけれど...花って、どんなのだったかしら?
そうなのです、イチジクに花らしい花はありません、花は、その果実に中に隠れているのです
それゆえ、イチジクは漢字で無花果と書かれるのです
厳密に花が無いわけでは無いので、花言葉なんかはあったりします
「実りある恋」とか、「子宝に恵まれる」など、とっても幸せな植物なのです