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化硝研究所ギャプス紀謎の化石

anmo_y.gifここは、化硝研究所、
ギャプス紀の地層から出土した未確認化石、UF(アナイデンティファインドフォッシル)の復元に取り組んでいます

chekora80.gif イクチオポンパの全体を復元するうえで参考にした古代魚類です
P6280629.JPG
化硝研として四肢動物の祖先となる魚類を探求するのは、とても楽しいものです

ユーステノプテロン(上図)は、デボン紀後期の地層から多数発見されています。
四肢動物の祖先の魚類として詳しく研究された結果、始源的特徴を有した肉鰭類であることがわかっています

また、同じ年代の地層からパンデリクティス(下図)が発見されています
これは、ユーステノプテロンより四肢動物に近い魚類で、今回のイクチオポンパ チェコラに近い生態であったと思われます

2023/07/19 0:11 Update

化硝研究所ギャプス紀謎の化石

anmo_y.gifここは、化硝研究所、
ギャプス紀の地層から出土した未確認化石、UF(アナイデンティファインドフォッシル)の復元に取り組んでいます

chekora80.gif 平面でも見てみましょう
P6270615.JPG
Ichthyopompa checora (イクチオポンパ チェコラ)は、頭部が、現存の海の魚より上下につぶれているのがわかっていただけると思います
環境に応じ、その生態を、海を泳ぐ機能から陸上を移動する機能に進化させるため体形を変化させていったのでしょう
これは、四肢動物の祖先となった魚類の特徴と言えるでしょう

2023/06/27 23:31 Update

化硝研究所ギャプス紀謎の化石

anmo_y.gifここは、化硝研究所、
ギャプス紀の地層から出土した未確認化石、UF(アナイデンティファインドフォッシル)の復元に取り組んでいます

chekora80.gif大まかな全体像と出土した化石の位置関係を見てみましょう
P6260592.JPG
出土した化石は、赤い部分です
ヒレ部分の関節で、魚類が陸上を移動するための強靭な骨格を有しています

学名のIchthyopompa checora (イクチオポンパ チェコラ)は、進化させた胸鰭で浅瀬を這う姿を「腕立て伏せ」にたとえ、ギリシア語の ichthys(魚)+ pompa(腕立て伏せ)を意味しています

腕立て伏せする魚 = イクチオポンパ は、ユーステノプテロンと同じ、脊索動物門 肉鰭綱 に属します

2023/06/26 22:55 Update

化硝研究所ギャプス紀謎の化石

anmo_y.gifここは、化硝研究所、
ギャプス紀の地層から出土した未確認化石、UF(アナイデンティファインドフォッシル)の復元に取り組んでいます

chekora80.gifさて、こちらの化石ですが、前記しました関節のような骨、またその周囲の骨の少なさも、気になる所です。
t0101500.jpgt0102500.jpg

これまで出土した化石に照し合せて推察したところ、古生代に存在が確認されている魚類、ユーステノプテロンの近似種のヒレの部分ではないかと考えられます

今回は、当該化石の関節部の大きさや構造などから、その全体像の復元を試みたいと思います

2023/06/25 23:15 Update

化硝研究所ギャプス紀謎の化石

anmo_y.gif今回の未確認化石であるところのアンモ
UF(アナイデンティファインドフォッシル)NO.006についてはアンモ
私の、時を遡り眠ったように考察する特技をもってしても解き明かせなかった、謎に満ちた化石でアンモ
これを、見事な観察力と推理力で復元してくれた3名の博士に感謝感激あめあられアンモ
P1291710.jpg
a001.jpgまずは、生物界の常識にとらわれず、卓越した発想の持ち主である、ちぇこら博士からご紹介いたしましょうアンモ
chekora80.gif ちぇこら博士こと、谷口博士
今回の復元は、とても難しいです。
それというのも...あまりにも手がかりが少なすぎるのです。
しか~し、私の発想力でズバリ復元してみせましょう

手がかりが少ないといっても、幾つかのヒントはあります
まずは、採取された地層が、古生代と中生代の境界に位置するギャプス紀であること
そして、この化石の特徴として「丸い部分とそれを受ける部分」が確認できます。
関節のような骨の化石でしょうか?

2023/06/24 23:06 Update
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