沖縄のカッパ

mayor_y.gifども、町長です

沖縄にカッパはいるのでしょうか?

結論から申しましょう
ic001.gif沖縄にカッパはいます!

何故でしょう、「妖怪」というと、単独唯一の奇異な生き物と感じてしまい、進化とか連鎖とか、生物的な見方ができておりませんでした

「コロボックル」同様に、妖怪でなく種族という見方をしてみると、これまで気づかなかった面白いことが見えてきます
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「カッパ」の起源は、沖縄の「ぶながや」です

暖かい沖縄の暮らしていた「ぶながや」さん達
その一部が、何らかの理由で沖縄から海を渡り北上したのです
やがて奄美にたどり着いた「ぶながや」さん達は、そこで暮らすことになります

でも、沖縄より気温の低かった奄美では、寒さに適応する為に全身の体毛が伸びていきます
これが「けんむん」です
やがて、「けんむん」さん達の一部が、何らかの理由で奄美から海を渡り、再び北上したのです

「けんむん」さん達は、九州にたどり着き、さらに北上し、本州中部地方から近畿地方へと広がっていったのです
これが「カッパ」さんです

さらに気温の低い本土では、体毛のみでの生存が難しく、奄美の海岸で拾ってきたウミガメさんの甲羅をまとって、寒さをしのいだのです

この種族は、もともと色白で少し緑ががっていたのですが、日差しの強い沖縄で、年中程よい日焼け状態で赤かったのです
日差しの柔らかい地で長年の間暮らした結果、体色がもとに戻り、緑掛かった色になったのでした

では、増永元さんが沖縄で目撃したカッパとは...
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いや~、それにしても魅力的な作品でしたね~

(注意:この一連のお話しには、町長の勝手な妄想が含まれています)

2024/01/18 22:44 Update

沖縄のカッパ

mayor_y.gifども、町長です

沖縄にカッパはいるのでしょうか?

この妖怪たちの事を考えておりますと...
「かっぱ、けんむん、ぶながや」と順番に頭の中をぐるぐる駆け巡っております

3順目を過ぎて、4順目の「かっぱ」が出てきた後に...次は「けんむん」と思っておりましたら...
なんとまぁ、ひょっこりと出てきたのは、蕗の葉を持った「コロボックル」ではありませんか
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「コロボックル」

アイヌがこの土地に住み始める前から、この土地にはコロボックルという種族が住んでいた。彼らは背丈が低く、動きがすばやく、漁に巧みであった。又屋根をフキの葉で葺いた竪穴にすんでいた。

彼らはアイヌに友好的で、鹿や魚などの獲物をアイヌの人々に贈ったりアイヌの人々と物品の交換をしたりしていたが、姿を見せることを極端に嫌っており、それらのやりとりは夜に窓などからこっそり差し入れるという形態であった。

そんなある日、あるアイヌの若者がコロボックルの姿を見ようと贈り物を差し入れる時を待ち伏せ、その手をつかんで屋内に引き入れてみたところ、美しい婦人のなりをしておりその手の甲には刺青があったという。
コロボックルは青年の無礼に激怒し、一族を挙げて北の海の彼方へと去ってしまった。
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ic001.gif何故にコロボックルが、出てきたのでしょう
「かっぱ、けんむん、ぶながや」に、コロボックルと似たものを感じたからでしょうか
妖怪というより、人に近しい、不思議な存在と申しましょうか...
体の小さな種族...と申しましょうか...

あっ! 今、閃きましたぞ
一連の謎が、解けたようです

2024/01/17 23:01 Update

沖縄のカッパ

mayor_y.gifども、町長です

沖縄にカッパはいるのでしょうか?この謎に関する調査も一段落です

収集した資料を抱え、考察は帰りの機内でいたしましょう
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これまでの調査で、カッパと思しき妖怪を列挙してみました

日本本島 中部~近畿地方の「カッパ」
奄美大島南部 宇検村の「ケンムン」
沖縄本島北部 大宜味村の「ぶながや」

う~むic001.gif

「ケンムン」は奄美大島における「カッパ」的存在

一方、「ぶながや」と「ケンムン」を比較すると、ケンムンの外見が毛むくじゃらであることを除いては、かなり近しい存在でありようです

沖縄と本島、1500キロ離れた点と点
その間に奄美大島が存在することで、一本の線が引かれた気がしてきました

2024/01/16 21:08 Update

沖縄のカッパ

mayor_y.gifども、町長です

さて、行き詰ったかのように見えた「沖縄にカッパ」探しですが...

面白い情報が飛び込んでまいりました
それは、奄美に伝わる妖怪のお話です
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江戸末期の文献「南島雑話」に書かれている「ケンムン」と呼ばれる妖怪です

絵図のケンムンを見てみると...
なんとなんと、かなり河童に近い容姿をしているではありませんか

奄美にも、カッパ?なのでしょうか

さらに、
ケンムンは、水の精であると同時に木の精でもあり、沖縄に伝わる木の精キジムナーとも多くの共通性がみられるようです

2024/01/15 22:50 Update

沖縄のカッパ

mayor_y.gifども、町長です

さて、沖縄にカッパはいるのでしょうか?

「ぶながや=カッパ」という図式を改めて検証いたしましょう
遭遇した増永さんの創った「カッパ」と...
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ぶながや窯さんの「ぶながや」...
IMG_0495.jpg
確かに、かもし出す雰囲気は同じものがあるように感じられます
しかし、異なる点もあります
ひとつは身体の色です ぶながやが赤色に対してカッパは緑です
そして、もう一つは甲羅です
カッパには、その象徴と言うべき甲羅がありますが、ぶながやには見あたりません

やはり現段階では、カッパ=ぶながや とは言い切れないようです

2024/01/14 22:12 Update
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