礒野さん流、虫さんとの付き合い方

その置き土産が、感染症です。
今のところ、SFTSとJFSそしてライム病など確認されているようです。
日本での年間の感染と死亡数をみてみると、
SFTSは、感染が100人程度で死亡は30%
JFSは、感染が200~400人で死亡率は1%
ライム病は感染が15件ほど、普通の状態だと、お薬で治ります。
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このように、全部合わせると33人くらいの方がお亡くなりになっているようです。
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さて、年間33人って、他と比較してどのくらいなのでしょう。

ちなみに、アナフィラキシーでお亡くなりになる方は、年間60人ほど、ハチに刺された事例がよく取りざたされていますが、お薬の投薬や食物でも発症いたします。
ついでに、
交通事故でお亡くなりになる方は3,000人ほど、
インフルエンザでお亡くなりになる方は、流行した年で超過死亡概念に基づく推計だと1万人ほど、
ご自身の意思という事でも2万人ほどがお亡くなりになっているようです。

2025/06/30 22:22 Update

礒野さん流、虫さんとの付き合い方

品行方正な大多数のダニさんのお話はまた今度にするとして、それ以外(5%ほど)の、人間を含む動物の血が大好きなダニさんに出逢ったときは、さてどうしたものでしょう...
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山の中の土のうえでは、タカラダニをひと回り大きくしたようなツツガムシさんに出逢ったりもしますが、よく出逢うのは草むらに潜むマダニさんです。
実は、吸血そのものはそんなにたいしたことと思っていません。
献血したり、ドラキュラに血を吸われることを思えば、気にすることも無いほど微々たるものです。
でも、この吸血行為には有り難くない置き土産があったりします

2025/06/29 22:14 Update

礒野さん流、虫さんとの付き合い方

ダニは、8本足の節足動物です。
楕円に小さな足が8本出ているだけ、誰でも上手に描ける体形をしています。
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ダニは、この時期の晴れた日によく見かける赤い小さなタカラダニをはじめ、たくさんの種類がいますが、ほとんどのダニは無害です・・・
いやいや、無害どころか自然の維持に欠かせない大切な存在なのです。
おもなお仕事は、落葉などを分解して豊かな土を作るものもいれば、チーズを熟成させたり、面白いことにダニを食べちゃうダニがいたりと、この同居人はとても興味深い存在なのです。

2025/06/28 23:31 Update

礒野さん流、虫さんとの付き合い方

家の敷居があってないような家で、虫さん達との同居は楽しいものです。
夜は、ヤモリさんが狩りをしに、何処からともなく現れます。
虫さん達は、天井で体をクネクネと左右に振りながら、どたどたと走り迫ってくるヤモリさんを、間一髪でかわし、得意げにその間合いから外れた所に鎮座しなおします
朝は、台所の流しから出られなくなった、蛾、アシダカグモ、トビズムカデを、救助して家のお外に出すのが、起きて最初にすることです
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同居中の虫さん達の中には、子孫繁栄のためでしょうか、それとも食欲を満たすためでしょうか、はたまた身を守ろうとしているのでしょうか、この血糖値正常な甘党の体をかじりに来る輩もいたりします
たとえば、蚊
たとえば、蟻
たとえば、ムカデ
たとえば、ダニ
・・・いっぱい居ますね

2025/06/27 20:58 Update

礒野さん流、虫さんとの付き合い方

礒野さん家は山の中です
半径200メートルに人間の住居はありません
ゆえに、周辺には多種多様沢山の生き物がのんびりと棲んでおります
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暖かくなってきますと、虫さん達の鳴き声や羽ばたく音や、ごにょごにょと蠢く気配を感じることが多くなってまいります
ご挨拶だったり、威嚇だったり、求愛だったりと、自由で自然な姿をまじかに眺めていられる場所にいられることは、とても楽しく嬉しいものです。
欲どおしく嬉しさを求めるあまり、家の窓やドアはいつも開けっ放しで、内と外の区別があまり感じられない生活となっています。
こんな生活をしておりますと、いろいろな物事を教えてもらうのは自然から、
自分の目で見て触って試してを繰り返しながら知識とか知恵とかを授かっていくような気がしています。
これって、ある意味、お山のお告げのようなものかもしれません。

今回は、お山のお告げの中で、ダニさんとの付き合い方をお話させていただきましょう

2025/06/27 0:19 Update
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