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2021/11/18(木)化硝研究所
化硝

ここは、化硝研究所、ギャプス紀の地層から出土した未確認化石、UF(アナイデンティファインドフォッシル)の復元に取り組んでいます

4番目の未確認化石...
今回、この難題に取り組んでいただいたのは、礒野さん、増永さん、谷口さんの3名の博士です

いづれも創作のスペシャリストの名に相応く、素晴らしい力作が届きました

最後に...礒野昭子博士の報告をご紹介させていただきましょう


Echinus Pentagonum Pukupuku (エキーヌス ペンタゴニューム プクプク)
  棘皮動物門/ウニ綱/五角目/所属不明種

棘皮動物は五放射相称の形であるが、プクプクもその特徴を有している
海の浅瀬に生息する動きの遅い底性動物である。

現在のウニとは、発生が異なり幼生は上部に5つの円形袋状の突起物として寄生するように成長する。(ペンテウス幼生)

成長したペンテウス幼生は、やがて親ウニから離れ海中に放出され稚ウニとなる

今回の、化石はペンテウス幼生が群がったものと考えられる


いつもながら、太古の世界に引きずり込まれそうでワクワクするアンモ


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