ども、町長です
礒やしきにて鍛治の作業場をつくるお手伝いをすることになりました
ここは島根県雲南市です
礒野さんといっしょに、たたらを追いかけて吉田町の鉄の歴史博物館にやってまいりました
色々と分かってまいりましたぞ
たたらとは、砂鉄と木炭を燃やし鉄をつくりだす、日本古来の製鉄方法です

ここ、奥出雲地方には木炭の原料となる木材と、質の良い砂鉄を含む花崗岩が豊富に存在してたため、江戸時代より鉄の生産が盛んにおこなわれていたそうです

たたら製鉄でつくられた鉄の塊を「鉧(けら)」といいます
この中に、不純物が少ない高品質な鉄「玉鋼」が含まれているのです
これに対して、現在の高炉製鉄は鉄鉱石とコークスを使い高温で液体にして大量生産するのです
こちらの方が、効率やコストで優れているのですが「玉鋼」を作ることはできません

入り口の右手おかれていた物体は、巨大な鉄の塊でした
この巨大な鉄の塊が、たたら製鉄でつくられた「鉧」だったのです
「玉鋼」を含んだ「鉧」をつくりだす先人たちの知恵と努力の塊に敬意を表したいと思うのです